故人ゆかりの場所や好みの場所を慰霊場所として登録しておけば、
その場所を訪れたときに故人があらわれてスマートフォンに故人からメッセージが届くアプリ、それがスマ墓です。
「え?お墓がないのにスマホで墓参り?バチ当たりじゃない?」と思ったアナタ( ゚д゚ )クワッ!!
スマ墓アプリは今の時代だからこそ生まれた『理由』があるのです。
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スマ墓とは

スマ墓とは、バーチャル空間に墓石を出現させるバーチャル墓石のことで、
スマホで簡単に墓石を出現させれることから「スマ墓」と呼ばれるようになりました。
バーチャル空間に表示させるわけですから、やろうと思えばPCでも墓石を表示させることは可能です。
ただ、お手軽さという点でスマホに表示させることが多いことから「スマ墓」と言われるようになりました。
スマ墓のメッセージ機能
スマ墓にはバーチャル墓石機能だけではなく、
あらかじめ故人が登録しておけば、故人の映像が出てきて話しかけてくれる機能もあります。録画再生みたいなものですね。
あらかじめ故人の姿とメッセージを撮影。それをGPS機能でゆかりの場所に設定しておくと、
その場所に訪れたときにアプリを起動させておけば、故人からメッセージが届くという仕組みです。
スマ墓の画像
こちらがスマ墓アプリの画像です。
サービス名を決定する会議は大盛り上がりだったろうな。
『スマ墓』 月額500円で世界中をお墓に、自由なお墓参りを。 https://t.co/SPlNjm44WK
— 紳士 (@Gentle_ST) 2018年8月9日
好きな場所に故人の動画が現れます。家の中に設定しておけば、家でお墓参りをすることも可能です。
スマ墓!?!? pic.twitter.com/PoGHha9XAb
— 高瀬志帆@「二月の勝者」2巻6月12日発売 (@hoshi1221) 2018年8月9日
「意味がわからない・・・」という方もいますが、ご家族が亡くなった後にお墓をどうすればよいのかということで悩む方も多いものです。
そんなときにスマ墓が利用できれば、今後の方針をゆっくり考えることもできるようになるので結構重宝されるようになると思います。
スマ墓アプリ登場の理由

突然ですが、アナタは墓参りに行ってますか?毎年行っている方もいると思いますが、ほとんどの方は「行ってない」と答えるでしょう。
これだけ交通機関の発達した現代でさえ墓参りに行かない人が多い昨今、故人やご先祖さまに手を合わす時間はほぼ皆無になっています。
だったら毎年墓参りに行けるように先祖代々続く墓石を近くに移動させて、毎年近所にお墓参りに行くほうが良いです。
でもそれってなかなかできないものです。
一番いいのが会いに行って挨拶すること。
でもそれが出来ないなら次善の策でバーチャル空間に墓石や故人を作り出して家で供養する方が、何もしないよりもいいに決まってますね。
こういった流れの中でスマ墓が生まれてきたのです。
遠い墓地に行かなくても、自宅やその周辺にバーチャル墓石を登録しておけば、いつでも身近な場所で墓参りができる。これがスマ墓です。
スマ墓のもう一つのサービス

最近では亡くなる前に墓石を用意する方も増えていますが、
残された親族がずっと墓地の近くにとどまっているかどうかもまだ確定していないこともあります。
また、急に亡くなった場合、残された家族は墓石の場所をどこにするか迷ったり、そもそも墓石を用意するお金がなかったりすることもよくあります。
スマ墓のサービスを始めた「株式会社良心石材」は、バーチャル空間に墓石や故人を映し出すスマ墓サービスだけでなく、
月500円でお骨を最大15年間預かるサービスも提供しています。これならお墓を作る場所をじっくり検討できますし、
墓石を購入するための費用も貯めることができます。スマ墓はバーチャル空間に墓石を出現させるサービスばかりに目が行きがちですが、
遺骨預かりサービスも人によってはかなり大きな助けとなるのは間違いないです。
なお、15年間が過ぎたら合葬されます。
まとめ
静岡県願行寺で行っている樹木葬。墓石のかわりの樹木を植えて目印にすることで費用を格安にできると話題になっています。
しかし、「墓石がないのは味気がない」と利用者からの声に、
スマートフォンでバーチャル墓石を出現させる「スマ墓」を取り入れたところこれが大ヒット!
樹木葬で費用を格安にし、スマ墓で墓石をバーチャル空間で管理。
身近な場所もスマ墓アプリに登録しておけば「墓石の費用もかからない」「身近な場所で墓参りも可能」といいことばかり。
「亡くなったらお墓に入る」というのは昔から続く慣習ですが、今は少しずつ変わってきているのですね。
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