疲労回復法として一躍有名になった本が「スタンフォード式 疲れない体」。
よく寝てるのに疲れが取れない、よくわからないけど疲れが溜まっている。
そんな人に是非実践していただきたい簡単な方法、それがスタンフォード式疲労回復法です。
主治医が見つかる診療所でも紹介してた呼吸法のやり方と効果、
そして疲れない体を得るための呼吸法以外の簡単な方法をまとめています。
目次
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スタンフォード式 呼吸法のやり方
「スタンフォード式 疲れない体」で紹介している呼吸法は、腹圧呼吸法と呼ばれるものです。
言葉は難しいですが、やり方は簡単です。
疲労回復!腹圧呼吸法のやり方
- 椅子に浅く座り、背中は伸ばし、お尻と膝が90度になるようにする
- 手の甲を太ももにおき、ももの付け根を指先で軽く押す
- その指が前に動くようにお腹を膨らませ鼻からゆっくり息を吸う
- お腹を膨らませたまま口からゆっくり息を吐く
ポイントは、息を吸う時も息を吐くときもお腹の『圧』を保っておくことです。
1日に2分間行います。
このスタンフォード式 腹圧呼吸法は、体の歪みを正す呼吸法です。
疲れない体!ゆらゆら立ち
- 足を肩幅くらいに開く
- 腰骨を中心に左右に小さく揺れながら、重心を交互に移動させる。それぞれの足にじっくりと重心を移動させましょう
この「ゆらゆら立ち」を普段から行っておくと体のズレがなくなり、体の中心に重心が整って疲れにくくなります。
立っているときは常に「ゆらゆら立ち」をすると良いでしょう。
肩こり解消!肩甲骨ぐるぐる
- 両手の指先を肩の上に置きます
- 指が肩から離れないようにして腕を前から後ろに回します。(後ろ回し)
行う回数は1日10回程度でOK。
できるだけ胸を前に出すように、肘を遠くように回すように肩甲骨を動かしましょう。
下半身疲れの解消!足トントン
- 椅子に浅く座り、背中は伸ばし、お尻と膝が90度になるようにする
- つま先を床につけたままカカトを上げ下げします(15秒)
- カカトを床につけたままつま先を上げ下げします(15秒)
ふくらはぎを動かして膝裏のリンパ節を刺激することで血行が良くなり、疲労物質の滞留を解消する効果があります。
疲労をすばやく解消!スーパー回復浴
スタンフォード大学のアスリートたちも行っている回復法です。
この方法は血管の収縮を拡張を繰り返す方法なので、血管に自信のない方は控えるようにしましょう。
- 浴槽に38度程度のお湯をはっておきます。
- 最初に水シャワーを1分間浴びます
- お湯に30秒浸かり、すぐに水シャワーを30秒浴びます(5セット)
5セット目最後の水シャワーは1分間行ってください。入浴前後には必ず一杯程度の水分を補給しておくようにしましょう。
冷やす、温める、を繰り返すことで、血管が収縮・拡張を繰り返し血行が良くなり疲労が回復します。
血行が良くなると疲れた筋肉に多くの栄養素が運ばれるので、早期の疲労回復につながるのですね。
昔からある温冷交代浴と似ていますね。
さらに簡単!プチ水シャワーのやり方
スーパー回復浴は心臓などに負担がかかるので、そういう方に八雲先生がおすすめしていたのがプチ水シャワー。
やり方は簡単。お風呂上がりに水シャワーを膝から先、肘から先に10秒ほどかけるだけ。
これで疲労回復効果が望めるのだそうです。
スタンフォード式 呼吸法の効果
腹圧呼吸法は疲れが取れやすくなるばかりか、腰痛改善効果も期待できます。
体に歪みがあると、その不自然さをカバーしようとして体に負担がかかり、疲れが蓄積されていくのだとか。
この腹圧呼吸法を続けると、お腹周りのインナーマッスルが鍛えられて体の軸が安定するようになります。
結果、自然と正しい姿勢になり、体への負担が減って疲れがたまらなくなってくるのです。
年をとると疲れが取れない!という声をよく聞きますが、長年の体の歪みから疲れが取れない体質になっているのかもしれませんね。
実践!スタンフォード式 腹圧呼吸法!
主治医が見つかる診療所では、お笑いのフットボールアワーの岩尾望さんが
- スタンフォード式 「腹圧呼吸法」
- スタンフォード式「ゆらゆら立ち」
- スタンフォード式「肩甲骨ぐるぐる」
- スタンフォード式「足トントン」
- スタンフォード式「スーパー回復浴」
を一週間実践!
岩尾さんはよく寝てるのに現場で人から「お疲れですか?」と聞かれるほど、疲れが取れない体質なのだそうです。
岩尾さんが一週間続けた結果、今まで痛みがあった場所や疲れが残っていたところが気にならなくなったようです。
上記の簡単な方法だけで回復効果を実感できたのですから、
食事制限やストレッチなどの運動を併用すればさらに疲労回復効果が実感できたのではないかと思います。
まとめ
スタンフォード大学は全世界の最高学府の一つであり、スポーツの世界でも最高ランクの一つです。
その大学でスポーツ医局に在籍して活躍を続けているのが山田知生先生です。
人体の回復について長年研究されているだけでなく、スタンフォード大学でその理論を実践し、高い効果を上げているのですから、
今回こちらでお伝えした疲労回復方法である腹圧呼吸法もまた、紛れもない効果があると言えます。
1日2分。騙されたと思ってまずは一週間続けてみてください。疲れない体を実感できるはずです。
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