動脈硬化が高血圧などをもたらし、高血圧がさまざまな病気をもたらします。
最近では薬ではなく食事で血圧改善ができるということから、テレビでも血圧改善の食事やレシピがよく紹介されています。
この差ってなんですか?という番組でも血圧改善の食材が紹介されていました。
それが酢とピーナッツを合わせて作る『酢ピーナッツ』です。
作り方も簡単。なのに高い効果も期待できますので、是非チェックしてみてください。
※東京農業大学名誉教授 小泉幸道先生による
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酢ピーナッツの効果と作り方の前に・・

酢ピーナッツの作り方と効果の前に、まず「酢」と「ピーナッツ」の血圧改善効果について知っておきましょう。
それぞれの血圧改善物質が酢ピーナッツにすることで、さらに大きな血圧改善効果が期待できるからです。
もともと酢に含まれる酢酸には、血管を広げ血圧上昇を抑える効果があります。
ピーナッツに含まれているオレイン酸には、悪玉コレステロールを減らす効果があります。
悪玉コレステロールは血圧を上げる原因でもあります。
それぞれ血圧改善効果が期待できる物質は、酢酸とオレイン酸なのですが、この二つが合わさることでさらに血圧改善効果が効果が高まります。
酢ピーナッツの効果

酢とピーナッツを一緒に食べると、小腸の中でお酢がオレイン酸を更に細かく分解します。
↓↓
すると血中のオレイン酸の数が増え、悪玉コレステロールをさらに減少させます。
もちろん酢に含まれる酢酸が、血管を広げるため血圧上昇を抑える効果もプラスされます。
オレイン酸の効果も倍増し、酢酸の効果も加わることから、酢ピーナッツは血圧改善にとても良い効果をもたらす食べ物といえます。
酢ピーナッツの簡単な作り方
◆材料
- お酢
- ピーナツ
◆作り方
- ビンの中にピーナッツを入れ、お酢を入れる
- 3日ほど漬け込めば酢ピーナッツの出来上がり
毎日20粒ほど食べましょう。
漬け込む時間ですが、半日ほど漬け込めば食べられるようになります。
普通のお酢だとニオイや味がキツすぎるので、リンゴ酢などフルーツを使ったお酢や、はちみつを使った「お酢蜜」などで漬けると美味しく食べることができると思います。
もちろんフルーツ酢を使った上にハチミツを使えば、さらに甘くなりますので食べやすいと思います。
お酢につけることでピーナッツが消化されやすくなり、ピーナッツのオレイン酸も吸収されやすくなります。
ピーナッツの皮は残しておく
ピーナッツに付いている茶色い皮にはポリフェノールが含まれています。
ポリフェノールにも血管を広げる作用があるため、血圧改善のため茶色い皮は付けたまま酢ピーナッツを作りましょう。
酢ピーナッツを食べる時間

酢ピーナッツの血圧改善効果を高めたい場合は朝に食べると良いです。
起床時から朝の時間帯は血圧が上がるためです。
酢ピーナッツを食べる時間帯は朝がベスト!
酢ピーナッツの味

この差ってなんですか?では、実際に酢ピーナッツを出演者の方々が食べていました。
「ニオイは酢!でも食べやすくて美味しい!」というコメントもありました。
最近のテレビでは、美味しくないものは「あまり美味しくない」とはっきり言うことが多くなったので、酢ピーナッツの味はまぁまぁなのでしょう。
実際、酢ピーナッツを作るときはフルーツ酢を使ったり、ハチミツを加えたりして味をマイルドにすることができますから、
それほどキツイ食べ物にはならないのでしょうね。
まとめ
この差ってなんですか?でもそうですが、最近は「食材が体の健康を作る」というコンセプトの番組が多くなった気がします。
体は食べたものから作られる!わけですからね。健康のために食材に気を使うのはとても良いことだと思います。
ただ、食材だけではなくストレスや睡眠なども健康には重要な要因になりますので、
例えば「酢ピーナッツ」を食べたから健康になれる!というのではなく、
生活を一度振り返ってみて、本当に健康に良い生活をしているかどうかをチェックすることが大事になってくると思います。
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