健康情報

LPSの8種の健康効果と6種の美容効果

LPSは免疫ビタミンと呼ばれるもので、免疫をアップさせる成分として知られています。

近年、都市部においてアレルギー疾患の患者が多いのはLPSを摂取する機会が大幅に減ったことに関係があると言われるくらい重要な物質です。

そういえば昔は今ほど「アレルギー」は多くなかったですもんね。

ではこのLPSにはどのような健康効果や美容効果が期待できるのでしょうか。

実際に実験や臨床データとして上がっている、驚くべき効果についてまとめてみました。

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LPSとは

LPSとは英語でリポポリサッカライドと言います。うん、舌噛みそう(;´∀`)

一昔前は毒性のある物質として、エンドトキシン(内毒素)という名前も一般的でした。

LPSを注射で血液内に注入すると、強い炎症反応を起こすためです。

しかし最近は、注射をするのではなく口内摂取、もしくは皮膚から摂取することで、いろんな良い効果を享受できる物質であることが研究で明らかになっています。

LPSを摂取すると、体内の免疫細胞の一種であるマクロファージを強く活性化させ、様々な健康効果や美容効果をもたらすのです。

LPSは体に良いからと言っても、血液中に注入して良いものではないんですね~。

LPSの健康効果

LPSを経口摂取して得られる健康効果はいくつかあります。

免疫ビタミンと呼ばれるくらいですから、健康になるというイメージは想像しやすいです。

「風邪を引きにくい」、「疲れが取れた」などさまざまな健康効果が報告されていますが、

LPSの健康効果の中でも特筆すべき健康効果を8種類挙げてみました。

花粉症の改善

マウスを使った実験では、スギ花粉を与えると同時にLPSも経口摂取させると、花粉症の症状が出ないことがわかっています。

LPSが花粉症の症状を改善させていることの裏付けです。

便秘解消

腸内のマクロファージはLPSの作用によってBMP2という物質を出して腸内の蠕動を促します。その結果便秘を解消します。

インフルエンザ抗体獲得の促進

LPS舌下投与実験では、インフルエンザワクチン接種による抗体獲得の生産性を高めることがわかっています。

抗生物質の効果促進

生体内抗菌物質(生体に存在している菌をやっつける物質)を誘導して抗生物質の抗菌作用を高めます。

骨粗しょう症の改善

LPSは骨組織マクロファージを活性化させ骨芽細胞を作る物質の分泌を促します。
さらにLPSは破骨細胞(マクロファージ類縁細胞)を活性化させることで骨の分解を促進させます。
つまり、骨の代謝と維持を活性化させる効果があります。

アルツハイマーの改善

アルツハイマーの原因物質であるアミロイドβは、脳内マクロファージのマイクログリアが処理します。
LPSを投与したマウスは、脳内のアミロイドβの蓄積が抑制されたという研究データがあります。

がん細胞抑制効果

抗がん剤の副作用を抑制し、抗がん剤の効果を上げる実験データがあります。
そもそもマクロファージはがん細胞を死滅させる働きを持っていますから、LPSによってがん細胞を抑制させることは何ら不思議ではないです。

血流改善効果

マクロファージが出す物質には血管を拡張する成分があり、さらには血管内の不要分子を排除する働きがあります。
LPSによってマクロファージは活性化されるため、血管や血流が改善するのは当然とも言えます。

LPSの美容効果

肌にはもともとバリア機能があります。

外界と接する肌は、体内の重要な器官や細胞を守るため、日々代謝しながら体を守っています。

肌には体を守るための細胞が数多くあり、一番外側を角質層で守っています。

その下の層では感染防御のための細胞がいくつもひしめき合っており、体を守るための情報を伝達し合っています。

LPSは血中に入ると炎症を起こす成分ですから、皮膚から体内に入ることはできません。

しかし、角質層の下に存在する複数の免疫細胞は樹状細胞(木のように枝を伸ばしている細胞)になっており、表皮にもLPSの受容器(レセプター)を伸ばしており、

この受容器でLPSを感知することで、免疫細胞は活性化し、その情報が他の免疫細胞にも伝わることで、さまざまな美容効果が発生します。

はり・ツヤの改善効果

LPSで刺激されたマクロファージは、肌を構築する繊維芽細胞を増殖することがわかっています。
繊維芽細胞はヒアルロン酸やエラスチンの合成力を高める細胞です。

肌荒れ・炎症の改善効果

肌に存在する免疫細胞を活性化させるわけですから、肌の再生能力は高まりますし、炎症を抑制します。

育毛効果

毛を剃ったマウスにLPSを塗ると、何も塗らないよりも早く生えてくることが研究で明らかになりました。
このことから毛乳頭細胞を活性化させていることがわかります。

アトピーの改善

表皮細胞のケラチノサイトを刺激することで、肌のバリア機能を持つたんぱく質『フィラグリン』の発現を高めることがわかっています。

またLPSは肌の常在菌を抑制するための生体内抗菌物質の誘導も高めるため、これもアトピーを改善する一助になっています

まとめ

LPSはサプリなどでも摂取することはできます。今ではたくさんのLPSサプリがありますし、美容化粧品にもLPSは使われています。

サプリメントなら1日のLPSの摂取量を十分に摂取することができますし、効果を実感する人も多いようです。

また食べ物から摂取することももちろん可能です。

最近は清潔すぎることが問題になっています。

清潔すぎてLPSが体内に入ってくる量が少なくなると、免疫系も気が弛んでしまい、いざというときに働きが鈍くなるというわけです。

不潔が良いというわけではありませんが、様々な菌と触れ合うほうが体の免疫細胞を活性化させるため、

体の免疫系の働きを考えると、ある程度は自然と触れ合ったりするほうが良いと言えます。

 

 

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