お尻エクボ体操は、ぽっこりお腹で悩んでいる方にピッタリの体操です。
ぽっこりお腹の原因にはいろいろありますが、見落としがちなのが「お腹周りの筋肉の衰え」や「股関節の衰え」です。
お尻エクボ体操は、お腹周りの筋肉を鍛えるだけでなく、衰えてしまった股関節を強化して整えるエクササイズです。
お尻エクボ体操は本当に簡単にできる体操です。
目次
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ぽっこりお腹と股関節の関係

朝の情報番組ビビットでは、整形外科医の斎藤吉由さんが、ぽっこりお腹の原因の一つとして「股関節の衰え」を指摘されていました。
股関節は両足の付け根にある、人体の中でも大きな関節の一つ。上半身と下半身をつなぐ重要な起点であり、体を動かす際にバランスを取るための重要な部分です。
股関節が衰えるとお尻をサポートする筋肉がなまって、ぽっこりお腹の原因になることがあります。
お尻の筋肉がなまると猫背や反り腰の原因になり、下腹部が膨らんで見えるようになり、お腹がぽっこり出ているように見えるわけです。
脂肪が付いていないのにぽっこりお腹になる原因は、お尻の筋肉を含む股関節周りの筋肉が衰えてしまっているからなのです。
お尻エクボ体操で股関節強化!
この場合のぽっこりお腹の解消方法は、股関節周りの筋肉を鍛えること!
お尻エクボ体操は股関節周りの筋肉を簡単に鍛えることができる方法として、理学療法士の佐藤正裕さんが考案した体操です。
普段の何気ない生活習慣がぽっこりお腹を作る

佐藤正裕さんによると、普段のよくありがちな生活習慣がぽっこりお腹を作るのだそうです。
☑足を組む
☑ハイヒールを履く
☑キッチンのカウンターにより掛かる
☑横座りをする
これらの行動は、すべて股関節周りの筋肉のバランスを崩す可能性があるため、ぽっこりお腹の原因になります。
ほとんどの方は股関節の前側の筋肉ばかりを使って、お尻の筋肉をつかっていないため、
お尻の筋肉をしっかり使えるようにすることがぽっこりお腹解消のポイントになります。
お尻エクボ体操のやり方

お尻エクボ体操は股関節の歪みや衰えがある方に抜群の効果があります。
ちなみに、お尻エクボとはお尻の穴をキュッと閉めたときに、お尻の両側にできるくぼみのことです。
お尻の筋肉を使えるようになると、自然とお尻エクボが出てくるようになります。
お尻エクボ体操1:寝ながらお尻上げ
- 仰向けに寝ます
- 足の幅と膝の幅は握りこぶし1個分、膝の角度は90度位
- 腰の下に手を入れて右手と左手を重ねる
- 腹筋を使い腰で手を押すようにしてお尻を持ち上げて3秒キープ
背中を上げるのではなく、お尻だけを上げます。腰の下においた手から腰が離れないようにしましょう。
1日15回ほど行います
お尻エクボ体操2:しゃがみ立ちエクササイズ
- カカトとカカトを合わせて立つ
- カカトの上にお尻を乗せるようにしてゆっくりしゃがむ
- お尻の穴を閉めながら立ち上がります。
しゃがむときは足を広げてしゃがみます。エクササイズ中は前かがみにならないよう、上体を真っ直ぐにしたまま行いましょう
1日10回、3セット行います。
しゃがみ立ちの「お尻エクボ体操」でバランスが取れない方は、椅子を横に用意して、椅子に手をつきながら行うと良いです。
お尻エクボ体操3:つま先立ちエクササイズ
- つま先を正面に向け、足の間は握りこぶし一個分で立ちます
- カカトを目一杯上げ、その状態でカカト同士を合わせて10秒キープ
お尻エクボ体操のつま先立ちエクササイズは、簡単だけどお尻の筋肉がしっかりと締まっているのがわかる体操です。
1日5セット行いましょう。
つま先立ちの「お尻エクボ体操」でバランスが取れない人は壁や椅子などに手をかけて行うようにしましょう
まとめ
ぽっこりお腹の原因は食べ過ぎや皮下脂肪だけが原因ではなく、股関節の周りの筋肉の衰えも原因になります。
お尻エクボ体操は1日5分もあれば簡単にできる体操です。
「お尻エクボ体操をまとめてやる!」のではなく、日々の生活の中に取り入れて行うと習慣化されるので、生活習慣の改善にもなります。
お尻エクボ体操を毎日行い股関節周りを強化し、姿勢を改善してぽっこりお腹を解消しましょう!
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