ソレダメという番組に出演されていた笠原巖院長。
これまで5000人以上の方の足を診てきた方で、日本人の1/3は浮き指という状態になっていることを発見しました。
腰痛を抱えている方は浮き指になっていることが多く、大抵の腰痛は浮き指を改善すれば治るとおっしゃっていました。
浮き指とは一体何なのか。腰痛との関係や、浮き指の治し方などを紹介します。
まずはご自身が浮き指かどうかをチェックしてみましょう。
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浮き指とは
浮き指とは、立ったときに足の指が地面に接地しない状態を言います。
足の指を浮かした状態で歩くとわかりますが、浮き指の状態で歩くと接地したときの衝撃が大きく感じられるのがわかります。
「浮き指が体にいろいろな不具合を生じさせる」と、ソレダメに出演されていた笠原巖院長はおっしゃっていました。
浮き指のチェック方法:その1

浮き指をチェックする方法は簡単です。
- 椅子に座って片足を反対側の足に乗せる
- 指で足の親指を足の甲側にグッと押す
90度以上指が曲がったら浮き指の可能性があります。
浮き指のチェック方法:その2

- 裸足になって椅子に座ります
- 鉛筆(ボールペンでも可)を親指だけで持ちます
- 次に親指以外の4本の指で持ちます
持てない場合は足の指で踏ん張る力が弱い証拠。
浮き指改善体操で浮き指が改善されれば、鉛筆を持つことができるようになります。
浮き指が改善したかどうかのチェック法でもあります。
浮き指と腰痛の関係

浮き指でない方は、足の裏全体でしっかりと重心をとることができます。
浮き指の方は足の指側が浮いている状態なわけですから、重心はかかとにかかります。
これが腰痛の原因になります。
浮き指の方は歩くときに重心が後ろにかかるわけですから、地面を歩くときの衝撃が腰に響き、腰痛の原因になるわけです。
笠原巖院長によると、足の裏で重心を分散できない浮き指の状態だと、重心の不安定さを補うために、上半身が無理にバランスを保とうとするため、
人によっては腰痛になり、人によっては肩こりや首コリになると指摘しています。
また、浮き指になると下半身太りの原因にもなるのだそうです。
浮き指体操のやり方
浮き指体操は医療関係者も注目している体操です。
やり方も簡単です。毎日行って浮き指を治し、腰痛や肩こり、首コリを改善しましょう!
ひざしめ屈伸体操
- 足は真っ直ぐにし腰を落として膝と膝をくっつける
- 膝を付けたままゆっくり伸ばせるだけ伸ばす
- その姿勢で5秒キープ
1日朝晩、歯を磨く時にやりましょう。
深く曲げる必要はありません。
この体操をすることで踏ん張る力、つまり重心が前に行くときの筋肉を鍛えることができるのです。
この方法はなんと、O脚の改善にもなります♪
親指グー体操
- 椅子に座って左足を右足の上に乗せる
- 右手の人差し指・中指・小指で右足の親指を握ります
- 右手の親指は右足の親指下にある膨らんだ部分に固定します
- 左手で足首を固定します
- 足の指を内側に45度曲げます
足の甲の側を柔らかくすることが大事で、甲が柔らかくなると踏ん張る力が指に伝わりやすくなり、浮き指が改善していくのだそうです。
10回を1日2セット行って下さい。
まとめ
さて、上記の浮き指改善体操をやってみたあと、鉛筆をもう一度持ち上げてみて下さい。
さっきよりもできるようになっていると思います。
足の裏、足首、そして下半身のバランス。これってかなり大事なことなんですよね。
毎日の習慣にして、浮き指と腰痛を改善しましょう!
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