フランス政府がgoogleエンジンの利用停止を発表しました。理由は個人情報の取扱を懸念しているためです。
googleの検索エンジンは各離床者の個人情報を集めてそれを検索結果に反映したり、広告表示の利用に使用しています。
目次
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フランス政府も恐れた一企業の情報独占

googleの検索エンジンが集める各個人の情報収集は多岐にわたります。
検索時の内容
検索後の行動
これまでの検索結果
これらの情報をgoogleは大量に所持しています。
またこれだけではなく、googleはgoogleアカウントを作ることで個人の名前や住所や電話番号も保持しているため、
上記のgoogle検索エンジンが持つ個人の検索情報と照らし合わせると、利用者の思考や生活習慣などが丸わかりになるんです。
一応googleは「個人を特定することはない」としていますが、google内部のシステムには利用者の情報はストックされているわけですから、
気が向けばいつでもgoogleは利用者の生活を簡単に知ることができるんです。
フランス政府としては「一企業にここまでしっかりと情報を握られてはたまらない!」ということで、googleをデフォルトの検索エンジンとして使用することを中止しました。
ちなみにフランス陸軍ではすでにgoogleの検索エンジン利用を中止しています。
日本も他人事ではない!

日本もこの件に関しては他人事ではありません。
他国の企業に情報を全てもストックされているということは、もしgoogleがハッキングされたとしたら、個人情報を第三者が知ってしまうことになります。
というか、そのような事件はすでに起きています。
googleに知られている情報
◆名前や住所や電話番号
◆個人が望んでいることやモノ
◆今置かれている状況
◆今現在悩んでいること
◆過去に悩んでいたこと
◆家族構成や家族の状況
・・・etc
これらの情報が赤裸々に知られるわけですから、かなり恐ろしいです。
日本政府はサイバーネット犯罪に関しては少し脇があまり感じもありますので、フランス政府の決定を見習って情報収集しない検索エンジンを利用すべきです。
日本の個人も危ない!

googleの検索情報収集に関しては個人レベルでも問題視されています。
googleは2017年の12月に健康や医療に関しての検索上位表示基準を変えました。
これによって不要なサイトが確かに上位表示されなくなったのですが、
医療や健康に関する個人の闘病経験や個人の考えも一斉に検索上位から追い出されてしまいました。
googleのこの行動の良し悪しについてはともかくとして、この件でわかったのは
googleのさじ加減で情報統制や情報誘導、情報のシャットダウンなどが意図的にできてしまうということです。
これ、実はかなり恐れしいことなんです。混乱や混沌に陥れるなんてことはすぐにできることを証明したことになりますから。
googleの評価を下げる記事も・・?
ちなみに、googleの検索方法変更に関する記事も上位になかなか出てこなくなっています。
さすがにgoogleに関する批判をわざと上位表示させていないとは思えませんが、
気持ち一つでこのようなことすらできてしまうという現状に関して、日本人はもっと危機感を持つべきではないでしょうか?
google以外の検索エンジンを利用する人が急増

google検索エンジンのみを使用するのではなく、もっと別の検索エンジンの使用も検討することで、このような危険性は減らすことができます。
実際、アメリカでは政府ではなく個人レベルでgoogle検索エンジンの使用を辞める人が出ています。
フランス政府と同じように個人情報を収集しない検索エンジンを使用する人がかなり増えています。(と言ってもgoogle一強は代わりませんが)
その件に関しては別記事で改めてご確認下さい。
まとめ
日本政府と日本国民はgoogleの情報収集に関してあまりにも無頓着すぎます。
また、今回のgoogleの検索上位表示の強引な変更に関しても無頓着すぎます。
あなたの情報だけでなく、アタナの大事な人の情報もすべて一企業が持っているという恐ろしい状態に関して、もう少し危機感を持つべきではないでしょうか?
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