ジムでランニングマシン(トレッドミル)を使って運動をしている方、多いですよね。
「今日は5km走ったわ~♪」
「私なんて10km走ったわよ~♪」
という会話をしている方は多くいると思いますが、実はランニングマシンは正しい使い方をしなければ効果はないんです。
あなたは正しいランニングマシンの使い方を知っていますか?
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効果の出るランニングマシンの正しい使い方

先に、ランニングマシンの正しい使い方を説明しますね。
必ず「傾斜」を設定すること
ランニングマシンはベルトが自動で動くため、ランニングマシンの上で走っていても、実はその場で駆け足しているのと変わりがないんです。
全く運動をしないよりはその場駆け足をしている方が運動にはなりますが、
傾斜をつけていないランニングマシンでの運動は、外でジョギングやランニングをすることに比べるとその効果が激減しています。
「痩せたいから外でのジョギングと同じようなつもりでランニングマシンを使っていた」という方は、その運動ではハッキリ言って効果はないです。
なぜ傾斜が必要なのか?

ランニングマシンで運動をするときはなぜ傾斜が必要なのでしょうか。
外で走るとわかるのですが、走っているときに使用する下半身の筋肉は太ももやふくらはぎです。
ジョギングでは前に駆け出す動作をするときに、太腿の筋肉を使って前に駆け出すのですが、
その場駆け足は足を上に持ち上げる動作はするものの、駆け出す動作はしないため太ももにかかる負荷は激減します。
傾斜のないランニングマシンはその場駆け足と一緒。
太ももに負荷をかけない運動だと、思ってたような効果は期待できません。
基礎代謝を上げたいなら「太もも」を意識する

太ももは人間の体の中で一番大きな筋肉群です。
「ダイエットしたいなら下半身を使え」
「基礎代謝を増やしたいなら下半身鍛えろ」
とよく言われるのは、下半身の筋肉(特に太もも)が一番大きな筋肉だからです。
大きな筋肉を動かせばそれだけ消費カロリーも増えますし、大きな筋肉をつけることができればそれだけ基礎代謝も増えるのです。
外のジョギングと室内のランニングマシン

これは私の経験なのですが、知識がなかった頃、室内で傾斜のないランニングマシンばかりで運動していました。
それなりに汗もかきますし達成感もあります。そして何よりテレビを見ながら運動できるのでランニングマシンが大好きでした。
ある時ふと、「天気が良いし今日は外で走ってみようかな~」と思い、外でジョギングしたのですが、10分で足が疲れて走れなくなりました。
ランニングマシンでは30分以上は軽く走れていたのにです!
このことを当時お世話になっていた整体師の先生に話したところ、「ランニングマシンはその場でジャンブしているだけだから効果はないよ~」って言われて
カ¨━━━━( ゚Д゚; )━━━━ン
ってなったのを覚えています。
「太ももを正しく使うようにしないと効果はないから、ランニングマシンを使うなら傾斜をつけるようにしてね♪」
アトバイスをいただいたのです。
それ以降ランニングマシンでは傾斜をつけるようにしたところ、外で走っても同じような時間、走れるようになったという経験があります。
まとめ
ランニングマシンで痩せない!効果がない!と感じている方は、
傾斜をつけて運動することをおすすめします。
ただ、傾斜をつけすぎると運動自体がしんどくなって続かなくなりますので、緩やかな傾斜(3%程度)で走るようにしましょう。
外で走る負荷と同程度の負荷にしたい場合、ランニングマシンの傾斜は3%程度です。それ以上高くする必要はありません。(負荷を強くしたいなら別です)
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