健康情報

「ふくらはぎ」は「もんではいけない」!もむと危険?

この差ってなんですか?という番組内で、「ふくらはぎをもむのは危険!」と放送していました。

スタジオ内では
「そんなことはないでしょ!」とか、
「ふくらはぎをももむと気持ちいいよ!」という声が続出していました。

なぜ「ふくらはぎ」は「もんではいけない」のか、なぜもむと危険なのか、筋肉の構造や例を上げて詳しく説明します。

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「ふくらはぎ」は「もんではいけない」理由

ふくらはぎをもむと気持ちいいという方や、むくみが取れたよ!っていう方も多くいるのは事実です。

ではなぜ「もんではいけない」という声が上がっているのでしょう。

その理由は『筋肉の構造』や『揉み方』に着目したらわかります。

ふくらはぎがパンパンになり足が疲れたときの足の状態は・・

ふくらはぎの筋肉が凝り固まって血流が悪くなる
老廃物がたまって疲れが取れなくなる

この2つがりと考えられます。

ふくらはぎはヒラメ筋や腓腹筋という筋肉の内側、つまり骨に近い部分に後脛骨筋があります。

足の筋肉が疲れて辛いという場合に固まっている筋肉は骨に近い「後脛骨筋」であり、ヒラメ筋や腓腹筋は『後脛骨筋』につられて固くなっているだけなんです。

「ふくらはぎ」をもんだらわかりますが、もむことでヒラメ筋や腓腹筋を触ることはできても、後脛骨筋を直接さわることはできないんです。

だから「ふくらはぎ」を「もんではいけない」という理由につながるのです。

一番の原因になっている後脛骨筋にさわれないのにむやみにもんでも意味がないですからね。

後脛骨筋をほぐすことができれば足のむくみや疲労は結構早く回復できます。

「ふくらはぎ」を「もむ」危険性

ふくらはぎをもんではいけない理由の2つ目が、その危険性です。

「この差ってなんですか?」で紹介していたのですが、この危険性について考えてみると、たしかに考えてみると怖いです。

☑筋膜の繊維が傷つきます
☑筋繊維が傷つきます
☑細胞間液が漏れる
☑血栓が剥がれやすい

もむという行為は外から外圧を加えるということ。強く揉まれると筋膜や筋肉の組織が傷つきますし、組織と毛細血管の橋渡しをしている細胞間液も漏れ出してしまいます。

状態が悪化する

◆ふくらはぎをもむことで筋膜や筋組織が傷つくため、そちらの修復に酸素や栄養素が使われてしまいます。

◆修復過程は筋肉や筋膜は硬くなるため、ふくらはぎをもむとさらに筋肉が『硬く』なり血流が悪くなってしまう危険があります。

◆ふくらはぎをもむと組織間液が漏れ出し、その修復にも酸素や栄養素が使われてしまい、筋組織などの修復に時間がかかる

◆もむことで静脈に溜まっていた血栓が一気に剥がれてしまう

ふくらはぎをもむと気持ちいいのは、老廃物や酸素の受け渡しをスムースに行う細胞間液が活発に動かされるからなのですが、

それ以外では筋肉が固くなったりするなど逆効果になります。

そして一番怖いのが、溜まっていた血栓が一気に剥がれること!

ふくらはぎの血栓が危ない!

ふくらはぎには心臓に直接つながる静脈が流れています。

そして、下半身にあるふくらはぎは、大きな動脈と静脈が折り返す地点でもあるため、血液の塊(血栓)が溜まりやすい場所でもあります。

ふくらはぎをもむことで溜まっていた血栓が一気にはがれてしまい、それが心臓に到達して心臓や肺などの血管に詰まることで、

呼吸困難等の様々な症状を引き起こすことがある。と、番組内で医師がお話されていました。

肩こりでは「もんではいけない!」はすでに常識!

最近では肩こりや首コリの治療で「肩をたたいたりもんだりしてはいけない!」という常識が浸透しつつありますが、

その理由もここであげた理由と同じです。

もんだり叩く

⇒組織が傷つく

⇒その修復のためにさらに該当部位が硬くなり血流が悪くなる

⇒さらにコリが悪化

肩の場合は構造上、血栓が溜まりやすい場所にはありませんので、そういった危険性はないですが、

コリを取ろうとしてもむことで、かえってコリが強くなるという点は同じです。

ふくらはぎの場合、その疲労部位は普通のもみほぐしでは届かない筋肉『後脛骨筋』にあります。

後脛骨筋の疲労につられてヒラメ筋や腓腹筋も硬くなるので、マッサージでヒラメ筋や腓腹筋の筋肉の血流を良くするのは良いですが、

ふくらはぎを強くもんで筋組織などを傷つけるのは危険ですし、ハリやコリにも逆効果!さらには血栓がはがれる危険性すらあるのです!

ふくらはぎの緩め方

この差ってなんですか?で「ふくらはぎの正しい緩め方」を紹介していました。

ふくらはぎの緩め方

ふくらはぎが辛くなったら、『さする』だけでOK!
それだけで血行は回復します

とのことでした。

さするだけでは物足りないという方へ

ここからは整体の先生に聞いたふくらはぎのコリやむくみのとり方を紹介します。

やり方はとても簡単です。

  1. ふくらはぎをさすってヒラメ筋や腓腹筋の血行を良くする
  2. 足首を伸ばしたり足の指を持って反らせたり足首を回す

これを続けることで大抵のふくらはぎのハリやむくみは改善するのだそうです。

「素人の方がむやみにもんだらダメだよ」と、その先生も言ってました。

まとめ

肩こりなどで「もんではいけない」というのは常識になっていますが、ふくらはぎについては「もんで血流を良くする」っていうやり方がまだ残ってるんですよね~

マッサージをして血流を良くするという点では間違ってないかもしれませんが、「もむ」というのは完全に間違いです。

筋膜や筋組織を傷つけてしまうとさらにコリが強くなってしまいます。

そればかりか、血栓が剥がれて心肺の血管に詰まったら命にかかわる可能性だって出てきます。

ふくらはぎはあくまで、さすってマッサージする程度。

あとは後脛骨筋の硬さを軽くすべく、足首を前後に動かしたりしてふくらはぎを曲げ伸ばしする動きを継続していれば、

ふくらはぎのコリや疲れは取れていきます。

ポンプ機能も回復するので血流も良くなり、体にとっても良いですよ(*^_^*)

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