林先生の今でしょ講座でも紹介されたお餅のパワー。
お餅がダイエットに向いていると紹介したのは、消化器内科のスペシャリスト川本徹先生です。
お餅は米と一緒でしょ?炭水化物がダイエットになるの?と、私も思ったのですが、
どうやらお餅には太りにくくなる成分というものが含まれているようです。
目次
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お餅ダイエット 太りにくい理由

お餅はもち米で作られるのですが、お米と違う点は「粘り気がある」ということ。
米をいくら練ってもお餅のようにあそこまでモチモチにはなりませんよね。
その理由は「アミロペクチン」という成分がもち米に多く含まれるからです。
アミロペクチンのダイエット効果1
このアミロペクチンという成分は糖の一種なのですが、熱を冷めにくくして胃を温める効果があります。
お餅を食べると体の中から温まり、血行が良くなって代謝がアップします。
さらに胃を温めるため消化も助けてくれるという効果も期待できるわけです。
ダイエットは代謝を上げることが重要ですが、アミロペクチンは代謝を上げる効果があることから、ダイエット効果が期待できるというわけです。
寒い冬にお餅を食べて体の中から温めるというのは、実は理にかなっているのですね。
アミロペクチンの効果2
アミロペクチンはそれ自体でも消化吸収されにくいという性質があります。
お米は一粒一粒が胃の中でそれぞれ消化されるのですが、お餅は塊となって胃に入るため、消化酵素が中まですぐに浸透しないため、
消化吸収が緩やかになります。つまりお腹持ちも良くなります。これもダイエットにつながると言われる理由の一つです。
お餅に含まれる肥満抑制成分
消化しにくい成分であるアミロペクチンもダイエットを助けてくれる成分ですが、
お餅には肥満を抑制する成分が含まれていると川本徹先生は説明されていました。
その成分とは「パントテン酸」。
パントテン酸は様々な栄養素をエネルギーに変える成分
パントテン酸はお米にも入っているのですが(100gあたり0.25mg)、お餅にはその1.5倍ほど多くパントテン酸が入っています(100gあたり0.34mg)
ちなみに、パントテン酸は体内の代謝機能を上げる働きもあるため、ダイエット効果が上がるだけでなく、体温が上がるため免疫力も上がります。
お餅ダイエットで食べられる量は?

では、お餅はいくら食べてもよいのかというとそうではありません。
もち米はやっぱり糖ですから、お腹いっぱい食べてしまってはやはり太ります。
林先生の今でしょ講座では、
茶碗1杯のご飯=お餅2~3個
と紹介していました。つまりダイエットでお餅を活用するのなら、その数は多くても3個までと考えると良いでしょう。
まぁお腹持ちもいいですから、2個程度に留めておけばよいでしょう。
お餅ダイエットのやり方
お餅ダイエットのやり方は、「主食を餅に変える」だけです。
これまでお話してきたとおり、お餅はお米に比べるとダイエット効果が高く、お腹餅も良い食材であることがわかりました。
ですから、お餅2個程度を主食のご飯と変えることで、ダイエット効果が期待できるというわけです。
お餅ダイエットでおすすめのトッピング

林先生の今でしょ講座では、肥満抑制効果が期待できるお餅のトッピングを紹介していました。
そのトッピングとは「きな粉」です。
きな粉は大豆の水分をなくし粉状に加工しているので、栄養素が凝縮されています。
大さじ一杯のきな粉で豆腐三丁分の食物繊維を摂取することができます。
セカンドミール効果でダイエット効果を促進
朝食に大豆や麦などの食物繊維を摂取すると、昼食後の血糖値の上昇も抑えることができる効果をセカンドミール効果といいます。
大体4時間程度継続するため、朝食⇒昼食の間中も効果が続きます。
血糖値の急上昇が脂肪蓄積に関係することは今や常識です。
きなこ餅を朝に食べることで、きな粉のセカンドミール効果も期待できるため、お餅ダイエットでは是非活用しましょう!
まとめ
主食をお餅に変えるだけでダイエットができるのが「お餅ダイエット」の手軽なところでしょう。
お餅だけで食べると飽きてくるので、大根おろし餅など、好きな食べ方で食べてみて下さい。
なお、砂糖を使ったおやつのような餅料理もありますが、それはカロリーが高くて太りますので、砂糖を使わないお餅料理を食べるようにしてくださいね。
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