幼児の体験型絵本としてアメリカで大ヒットした絵本「Don’t Push the Button!」が、日本語版「ぜったいに おしちゃダメ?」で大ベストセラーになっています。
91%の子供が大興奮、大満足で何度も読み聞かせをせがむ絵本として、日本全国の書店で販売されています。
何度も読み聞かせをせがまれるうちに、お子さんも親御さんも「ぜったいに おしちゃダメ?」を丸暗記してしまったという人もいるくらいです。
じゃあ英語版も読んであげることで英語教育になるのでは?と考える親御さんもいるようで、
「ぜったいに おしちゃダメ?」の英語版である「Don’t Push the Button!」を購入される方も増えているようです。
グローバル化が一般的になっていく将来ですから、日本語だけでなく英語くらいは話せるようになってほしいですものね。
目次
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ぜったいに おしちゃダメ?の英語版
こちらが日本でも大人気の「ぜったいに おしちゃダメ?」の日本語版です。
こちらが英語教育にもおすすめの「Don’t Push the Button!」です。
すでに英語が身近にある環境に育っているお子さんの場合は、こちらから始めてもらっても良いですが、
そうでないなら、日本語版でイメージをしっかりと付けてからの方が良いです。
「自分からやる!」が英語教育では重要

子供が自分からワクワク、ドキドキする体験型絵本の場合、
親が英語を知らなくても動線を導いてあげるだけで子供は想像力豊かに英語にふれるようになります。
英語を含む『言語や言葉』というものは、そもそも習うものではなく真似るものであり、
特に子供の場合は大人のように勉強で習得するのではなく、自分が楽しめる環境から吸収するというプロセスになっています。
私達も日本語を「勉強してから話せるようになった」わけではなく、物心ついたら自然に話せるようになっていますよね?それと同じです。
小さい子供の場合は「シーン(場面)を表現する」手段として言葉を真似て使います。
そのため小さい頃から英語に触れて、英語の表現が身近にあり、イメージと英語が結びついていれば、自然と英語が口をついて出てくるようになるのです。
イメージと英語を無理なく融合させる

「ぜったいに おしちゃダメ?」を暗記するほど覚えてしまった子供は、言葉を暗記しただけでなくイメージを暗記しています。
英語版を見てもイメージが先行しているため、英語の意味がわかっていなくてもイメージと英語を結びつけることで、苦もなく英語を吸収することができます。
ただし工夫は必要です。
最初は「押す」の言葉を「Push!」と抑揚を付けてお話することでお子さんも違和感をさほど感じることなく真似ることができます。
そして、「shake the book!」などと簡単な部分だけを親が英語でお話して導いてあげることで、お子さんも楽しく真似するようになります。
そうやって少しずつ英語を混ぜていくことで、無理なく英語にふれることができるようになっていくのです。
やはり英語が身近にある環境は重要

「ぜったいに おしちゃダメ?」の英語版で、英語に触れる機会を作ることができます。
とは言え、英語版「Don’t Push the Button!」で英語に興味が出てきたのに、日常生活のすべての環境が日本語のみという状況だと英語は身につきません。
ですので、できるだけ英語教室や英語教材などで英語が身近にあったほうが良いです。
「英語と頭の中のイメージが合致する」という感覚を身につける方法として、暗記してしまっている絵本の英語版を使うのはありだと思います。
実際、英語教室を開いており「Don’t Push the Button!」を教材として使っている方は、
と絶賛するくらいですので、お子さんが自分から興味を持って接する絵本を入り口にして英語に導くのはとても良い方法だと思います。
英語が話せなくても動画があります!
「(親である)私が英語を話せないから・・・」と、心配になるかもしれませんが、
今の時代は「動画」があります。
「Don’t Push the Button!」を上手に編集した動画なら英語の発音はネイティブですから、英語学習として使えます。
最初は本と著者の紹介が入っており、本文は0.26秒から始まります。
日本語版と英語版の違い
日本語版の読み聞かせ動画はこちら
英語版の動画を見るとわかるのですが、
ほんの少しだけ言い回しが違ったり、英語版にはない表現が日本語版では加わったりしていることもありますが、その点はあまり気にすることはありません。
理由は先ほどもお話した「大人と子供の英語の習得方法の違い」にあります。
◆大人は「勉強」することで英語を習得しようとしますが、
◆子供は「吸収」することで英語を自然と身につけます。
英語のシャワーを浴びてイメージと結びつける
⇒そのうちに英語で表現したくなる
⇒英語を話すようになる
というのが子供の英語習得の流れなのです。
大人の場合は「勉強」ですから、少しでも違いがあるとそこばかりに目が行ってしまい、「イメージと英語を結びつける」という重要な過程が疎かになってしまいがちなんですよね(;´∀`)
つまり、日本語版と英語版に少々の違いがあったとしても、イメージとしてシーン(場面)を覚えるほうが子供の英語学習としては重要であるため、
少々の違いがあったとしてもそれほど問題ではないんです。
こういう意味でも、すでに暗記してしまっている「ぜったいに おしちゃダメ?」が使えるのです。
アクティブな絵本や環境が重要!

「ぜったいに おしちゃダメ?」は、自分から「押してみたい!」と、能動的に接することができる絵本です。
だからこそ、その意欲を利用して英語版でも楽しめるようになるのです。
ただ、何度も言う通り、子供の場合はイメージ(場面やシーン)と英語を結びつける環境として、『日常で英語に接する時間』が重要になりますので、
英語教室や興味のあるアニメなどの英語版などで英語に触れさせる、英語で表現する機会を増やすことは必須です。
好きなキャラクターのアニメやストーリーのあるアニメを何度も見ることで、英語に慣れていきます。
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