パニック障害は死ぬ病気ではないのですが、動機がしたり目の前が真っ暗になって、ひどいときには気絶しそうになる症状などが出ます。
世界一受けたい授業でパニック障害について取り上げていました。
パニック障害は心の病とされていますが、脳の誤作動にその原因があります。
人の多いところや緊張する場所などでパニック発作を起こしやすいと言われています。
目次
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世界一受けたい授業のチェックリスト

世界一受けたい授業で紹介していた、パニック障害になりやすい予備軍のチェックリストです。
すべての項目が当てはまっているからと言ってパニック障害になるわけではありませんし、
まったく当てはまらないからと言ってまったく安心できるというものではありません。
こちらのチェックリストは、あくまで「なりやすい人」という点を押さえておきましょう。
☑プレッシャーを感じることが多い
☑仕事や家事をしすぎている気がする
☑最近寝不足だ
☑コーヒーを一日6杯以上飲む
☑頻繁に飲酒や喫煙をする
こちらが世界一受けたい授業で紹介していたパニック障害予備軍のチェックリストです。
5つのうち、3つ当てはまるものがある人は予備軍と言われています。
このチェックリストの中で一番パニック障害の原因になりやすいのがストレス、つまりプレッシャーです。
パニック障害を告白する芸能人

パニック発作を経験する人は、だいたい三人に1人位の割合ですが、
パニック発作が何度も出てくる「パニック障害」にまで発展する人は100人中3人程度と言われています。
全人口の3%の方が生涯に一度はかかるという計算ですから、決して少ない数ではありません。
最近、パニック障害を告白する芸能人が多いですが、3%の割合でパニック障害になるわけですから、
昔から芸能界でもパニック障害になる人がたくさんいたということになります。
つまりパニック障害にはなっていたけど、「精神的な病気」と思われていたため芸能界でのイメージを考えて公表する人が少なかっただけです。
ちなみに、パニック障害になった芸能人の方です。
- KinKi Kidsの堂本剛さん
- アーティストのyuiさん
- 女優の大場久美子さん
- タレントの安西ひろこさん
- お笑い芸人の中川剛さん
- 美容家のIKKOさん
- キンプリの岩橋玄樹
- 元野球選手の小谷野栄一
- タレントの釈由美子さん
- タレントで歌手の円広志さん
その他・・・
世界一受けたい授業では、釈由美子さんがテレビに出てパニック障害を告白されていましたね。
パニック障害の治し方は人によって違う?

私もパニック障害になったことがあり、8年たった今もまだ完全には治っていません。
私のように症状が長引く人もいれば、1~2年で治る人もいます。
その違いは薬の服用にあったり、環境だったり、本人の思考だったり、生活習慣だったりします。
ちなみに薬を飲んで治るというものではありません。薬はあくまでも症状を抑えるだけです。
薬で治すものではない?

パニック障害を克服するために必要なこと。それは薬をのむこと、ではありません。
精神科医に行っても治らないという人が多いのはこのためです。もちろん薬が合えばそれでもいいのですが、合わない人もいます。
では何が必要なのか。世界一受けたい授業では珍しく医師の方が認知行動療法(暴露療法)の必要性について説いていました
不安な場所に臨ませ、恐怖を拭い去る方法
この方法はなかなか難しく1人で行うには結構勇気もいりますし、付添の方の忍耐も必要なので、認知行動療法を行える環境にいない人も珍しくありません。
また、認知行動療法は日常生活に取り入れるやりかたですから、医師が付き添って行うこともできないのが現状ですが、非常に効果の高いやり方であることも事実です。
パニック障害を克服するための一助

世界一受けたい授業ではパニック障害を克服する手助けになる方法を紹介していました。
「脳の誤作動」とわかった大場久美子さんは、外出のときに「救急車は呼ばないでください」というメッセージカードを持参していました。
呼吸が苦しいときに声が出ない場合、カードを持ち歩いてそれを見せることで相手に理解してもらうようにしていました。
信頼する心療内科の先生に「あなたは大丈夫!」というメッセージを書いてもらい、それを持ち歩いていたそうです。
症状が出そうなときにそれを見て落ち着かせていました。
他にもアロマオイルを持ち歩く方や、アメやミントガムなど、落ち着くアイテムを持ち歩くという方法も有効です。
何が自分に合うかはわかりませんが、ものや人に頼るというのはとても大事なことなのです。
治すためには日常生活の見直しや自分にあった運動などをする必要があります。
まとめ

私の場合はいくつか薬を飲んだのですが、全て体に合わずかえって症状が悪化していました。
日本では薬の服用を第一の治療としていますが、世界では運動を取り入れた方法に効果があるという治療方針をとても重要視している先進国もあります。
いつの段階で運動をしたら良いのかなどの指導が必要なのですが、日本ではそこまできちんと指導できる精神科医は少ないです。
パニック障害を治す上で、運動や食事の指導をきちんとできる環境を作っていくことが、日本では必要になってくると思います。
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