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サチャインチオイルの効果と危険性 調べてみたらすごかった!

テレビで紹介されて有名になりつつあるサチャインチオイル。ビビットなどでも紹介されて話題になっています。

サチャインチオイルはプルケネティア・ボルビリスLという植物の果実の種子や果肉を圧搾することで取り出される油です。

サチャインチオイルはオメガ3脂肪酸に分類される油で、えごま油などと匹敵する有用な油なのですが、

サチャインチオイルには他のオメガ3脂肪酸含有オイルに比べると、ある素晴らしいメリットがあります。

反対にサチャインチオイルにはある危険な側面も・・・。

今話題のサチャインチオイルについてまとめてみました。

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サチャインチオイルとは?

サチャインチオイルにはいろいろな別名があります。

  • インカインチオイル
  • サチャピーナッツオイル
  • 山ピーナッツオイル
  • インカピーナッツオイル
  • グリーンナッツオイル

サチャインチオイルの元となるプルケネティア・ボリビリスLが群生するペルーアマゾンの熱帯雨林ではサチャインチオイルと呼ばれていますが、

はるか昔ペルーにはインカ帝国という大きな国があったことから、インカインチオイルと言う名前も使われるようになっています。

グリーンナッツという呼び方もされています。

サチャインチオイルの効果

サチャインチオイルの効果のもとは、サチャインチオイルに含まれる成分αリノレン酸にあります。

αリノレン酸はオメガ3脂肪酸であるEPAやDHAを多く含んでおり、体内で様々な良い影響を与えています。

オメガ3脂肪酸について

EPAやDHAが含まれている脂肪酸で、人体に様々な良い影響をもたらす脂として有名です。

人体に必ず必要とされる脂肪酸であることから、必須脂肪酸と呼ばれています。

しかし、人体でオメガ3脂肪酸を作ることはできず、食べ物などから摂取しなければなりません。

日本人は昔はオメガ3脂肪酸の摂取性は多かったのですが、最近では食生活の変化によって摂取量がかなり低くなっています。

オメガ3脂肪酸は魚に多く含まれる脂で、特に青魚にたくさん含まれています。

最近ではえごま油や亜麻仁油なども有名です。

EPA

花粉症予防、動脈硬化予防、冷え予防

DHA

うつ病予防、認知症予防、美肌効果、脳の機能改善

その他、健康に様々な良い効果があると言われています。

サチャインチオイルのメリット

サチャインチオイルには他のオメガ3脂肪酸含有油(えごま油や亜麻仁油)にはない大きなメリットがあります。

それは熱に強いということ。

オメガ3脂肪酸のもとであるαリノレン酸は熱に弱いのですが、サチャインチオイルには多くのビタミンEが含まれており

加熱料理からαリノレン酸を守ってくれるのです。

ビタミンEがαリノレン酸を酸化(熱)から守る!

とは言っても、揚げ物など高温を使う料理はNG。

ササッと炒める料理や煮込みの最後に油を加えるなどの場合に使える程度です。

とは言っても、酸化に強いビタミンEが多く含まれるサチャインチオイルは、料理に利用しやすいオイルと言えるでしょう。

サチャインチオイルの危険性

サチャインチオイルを検索すると、なぜか「危険」というワードも上がってくることがあります。

これには2つの理由があります。

  • サチャインチオイルの元となる植物の毒性
  • サチャインチオイルを健康油として使う場合の落とし穴

それぞれのについて見てみましょう

サチャインチオイルのもととなる植物の毒性

サチャインチオイルの元となる植物であるプルケネティア・ボリビリスLの葉や種子には、毒性があるとみられるレクチンが含まれています。

通常、レクチンは熱を加える(加熱調理、焙煎)ことで劣化して毒性がかなり弱まるのですが、

油として作られる場合はコールドプレス製法(冷却圧搾、低温加熱圧搾)で作られる場合、植物のレクチンの毒性がそのまま残っている場合があります。

サチャインチオイルの場合も同じで、熱に弱いαリノレン酸を守るため熱を加えずに圧搾している場合がほとんどです。

そういう意味で、毒性がそのまま残っている危険性があるのです。

他の油の場合は?

とは言っても、実のところ亜麻仁油やえごま油もほとんどコールドプレス製法で作っているため、レクチンの危険性は残っています

それにレクチンはほとんどの植物が持っていますし、種類もいくつかあるようなので、すべてのレクチンがすべての人に危険というわけでもありません。

体に合う合わないはあるかと思いますが、毒性に対する危険性についてはそこまで考慮する必要はないと思われます。

サチャインチオイルを健康油として使う場合の落とし穴

サチャインチオイルはαリノレン酸を含んでおり、熱に強い油という特性はあるものの、

いろんな動植物から摂取して、今では摂取過多の傾向のあるαリノール酸も多く含んでいます。

含有割合

αリノール酸・・・50%
αリノレン酸・・・30%

健康に良いからとサチャインチオイルをバカスカ利用していると、必要以上にαリノール酸も摂りすぎることにもなりかねません。

こういった落とし穴があることを知った上で、加熱料理に使うときはサチャインチオイルを使い、

生の料理に使うときはえごま油を使うなど、同じオメガ3脂肪酸摂取目的であっても利用する油を使い分ける必要があります。

オメガ3脂肪酸が摂取したいの?

こういった『健康脂』を摂取したい人の目的には2つかあります。

☑料理に使いたい
☑健康に良いから

料理を作っているけど、健康的にもなりたいから!という場合は、

サチャインチオイルやえごま油などを使い分けると良いです。

健康目的でのみオメガ3脂肪酸を摂取したいのであれば、サプリに重点を置いたほうが良いです。

サプリメントでオメガ3脂肪酸を摂取し、食べ物では意識して普通の脂を減らすというようにすれば、不必要な油の摂取を減らすことができます。

まとめ

健康に気をつける生活をすることはとても重要なことですが、料理に使う調味料や使い方を間違えてしまっては意味がありません。

サチャインチオイルも同じで、健康に良いと言っても不必要な油(αリノール酸)も多く含んでいますので、

自分の生活習慣や目的をよく考えて利用するようにしましょう。

ビビットではサチャインチオイルを「加熱できるオイル」として紹介していました。

「レクチンの毒性を劣化させることができる」という表現は使っておらず、さらには不必要に摂取量が多くなりがちなαリノール酸の含有量についても言及していませんでした。

その点を軽くでも触れていてくれたら完璧だったのに!

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