動脈硬化や糖尿病がある人は間違いなく体も硬い!と主治医の見つかる診療所で脳神経外科の上山医師がお話されていました。
また「血管の硬さは体の硬さに比例する」ともお話されており、背中越しに両手で握手(手のひら同士を引っ掛ける)できるかどうかで体の硬さをチェックされていました。
スタジオに出演された芸能人の方々も背中握手にチャレンジされていたのですが、多くの方が握手できずにいました。
つまり血管が硬いってこと・・・?
血管が柔らかいと体に様々の良い影響が出てくるとも言われています。
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ストレッチで背中握手ができるようになる!
背中握手ができるようになるためには体の凝りを取ることが大事になります。
主治医の見つかる診療所では、北洞誠一先生のあべこべ体操を紹介していました。
あべこべ体操は以前から話題になっていたストレッチ法です。
あべこべ体操でストレッチ
このあべこべ体操で刺激されるのは【脳】と【背骨】
慣れた動きではない動き(あべこべの動き)をすることで脳が刺激され、体全体の凝りやハリを取り除くことができるのです。
また背骨には多くの筋肉が連動しているため、背骨周りの筋肉を柔らかくすることで、その筋肉から連なる細かい筋肉の凝りやハリも改善されていきます。
あべこべ体操はアメリカの医療現場でリハビリに使われている「フェルデンクライスメソッド」を北洞誠一先生が独自にアレンジしたストレッチ法です。
あべこべ体操のやり方
主治医の見つかる診療所で紹介されていたあべこべ体操のやり方を紹介します。
あべこべ体操:その1
◆丸めて反らす
- 椅子に浅く座ります
- 両手の指を組んで頭の後ろへ
- おへそを前に体を反らしながら頭を上に反らし肘を開く
- おへそを後に体を丸めながら頭を前に倒し肘を寄せる
5回~10回繰り返します。
※目一杯やらないで楽な範囲で行うこと
※筋肉をリラックスさせるために呼吸は止めないこと
◆あべこべ丸めて反らす
- 椅子に浅く座ります
- 先ほどの組み方から指を一つずつズラして(あべこべにして)両手の指を組んで頭の後ろへ
- おへそを前に体を反らしながら頭を下に倒し肘を寄せる
- おへそを後に体を丸めながら頭を上に反らし肘を開く
5回~10回繰り返します。
最初は頭が混乱するので次のフレーズを口に出しながら行いましょう
へそ前・ハト胸・頭下
へそ後ろ・猫背・頭上
あべこべ体操:その2
◆ニョロニョロ体操
- 立った姿勢で手を胸の前で合掌
- 手を左右に動かしたら手を上下に動かす
- それに合わせてニョロニョロと体もクネらせる(声にも出す)
- 合唱した手を徐々に頭の上に上げます
- 一番上で目一杯体も腕も伸ばして3カウントキープしたら、脱力!
3回行います。
ニョロニョロと声に出すことで呼吸を止めることがなくなります。
また体の力を抜いてニョロニョロ、くねくねするのもポイントです。
体の力を抜いてクネらせることで固くなった筋肉を柔らかくすることができます。
◆あべこべニョロニョロ体操
- 最初は基本のニョロニョロ体操と同じです
- ニョロニョロと体を動かしながら合唱した腕を手を上に、お尻は下に下げていきます
- 一番上で目一杯腕を伸ばして3カウントキープしたら、脱力と同時にお尻をすっと上げます
3回行います。
あべこべ体操は基本動作を行った後に、あべこべの動きを取り入れたストレッチを行います。
基本動作のあとにあべこべの動き
これで脳が刺激されるようになります。背中やその他の筋肉も動かしますから体がとても柔らかくなるんですね~。
あべこべ体操の本
あべこべ体操はすでに本として販売されています。
いろんなあべこべ体操が載っているので、このページで書かれているあべこべ体操で体が楽になった方は本もチェックしてみると良いです。
まとめ
主治医の見つかる診療所では、ニョロニョロ体操を5分やっただけで全てのタレントの方の背中が柔らかくなっていました。
この体操を毎日続けることで背中の「凝り」が和らぎ、肩こりや背中のこり、首コリなどが改善していくそうです。
毎日5分、テレビを見ながらできるのでぜひやってみてくださいね♪
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