妻のトリセツは感性リサーチ代表取締役社長の黒川伊保子さんが書いた本です。
女性脳と男性脳の違いから妻との関係を改善できるという画期的な本で、妻の取扱説明書(トリセツ)です。
女性は共感を求め、男性は結論を求める脳を持っています
そのことを知らないと夫は妻に「理不尽に怒られる」という思いを感じてしまいます。男脳と女脳を知ることで怒られる原因は減っていきます。
実際、夫から見た離婚の原因の一位は性格の不一致ですが、二位に妻からの精神的虐待が項目として上げられます。
目次
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嫌な思い出を連想させない言動

ネガティブトリガー
ある出来事があった場合、妻は過去の経験から即座に「思い出」を連想してしまいます。
それが悪い思い出だった場合、妻は夫に対して「(何十年前のこと)あのときも同じことしてたよね!」
と昔の悪かったことを引き合いに出して怒ります。
これをネガティブトリガーといいます。
ポジティブトリガー
実は女脳のこの性質は、良い思い出にも使うことができるため、
記念日などを楽しいものにすることでそれまでの結婚生活で「楽しい」と感じたことを思い出すようになります。
これをポジティブトリガーと言います。
トリガーをポジティブにする!

ポジティブな思い出をトリガーにできるようにしておけば、妻が夫に怒ることが減ります。
ではどうするのか。
それは記念日を楽しいものにすることです。そして夫がやりがちな「サプライズ」ではなく、女性脳が喜ぶ「プロセス」を楽しくするようにしましょう。
プロセスを楽しくするためには、記念日を祝うことを知っていないといけません。
妻はプロセスを大事にする
あらかじめ予告をしておくと妻はそれまでの期間も楽しめる脳を持っているため、
記念日はサプライズではなく予告をしておくことで、楽しく過ごせるようになるわけです。
妻はプロセスを重視する女脳で、夫は結果を重視する男脳。この違いを知っておくことですれ違いがなくなります。
喧嘩してしまったら?

喧嘩してしまった場合に備えて、2人でよく食べる「お菓子」を決めておくと良いでしょう。
妻は「あ、このお菓子覚えてくれてたんだ♪」と感じることができるようになるためです。
夫婦喧嘩はなくなるものではありませんが、こうしたアイテムを決めておくことで、夫婦喧嘩を区切らせることができるようになります。
妻を怒らせる言葉ワースト3

次に、妻を怒らせる夫の言葉ワースト3を紹介します。
「おかず、これだけ?」
妻の家事は結構忙しいのです。夫が知らないだけで、妻は家でさまざまな家事をこなしています。
その数、110種類以上に上ることも。忙しい中作ったおかずなのに品数が少ないと言われたら・・・、起こりますよね。
「言ってくれればやったのに」
察してくれることに喜びを感じるのが妻。それを察してあげるのが夫。
妻が望むことを察してあげることで夫婦仲も良くなります。
もし気づかなければ「気づかなくてごめんね」と、察してあげられなかったことを謝るとうまくいきます
「今日何してたの?」
夫からすると「子供とどいういう遊びをしたのかな?」ということを聞きたいだけなのに
妻からすると「家でゴロゴロしてたんじゃないの?」と責められている気がします。
そういうときは具体的に「今日は子供と何してた?」と聞くと誤解が生まれません。
妻のトリセツの本

ベストセラーとなった妻のトリセツ。
夫側からすると「なんで妻に合わせないといけないんだよ!」という人もいるかもしれませんが、
妻だって言い分はあるんです。そしてそれぞれの言い分は男脳と女脳の違いから出てくることも多いので、
脳の作りが違う点も知っておくことで、夫婦の付き合いも一段と良くなっていきます。
夫だって馬鹿じゃありませんが、妻だって馬鹿じゃありません。この本を参考にしたら妻は「あれ?いつもと違う?」と気付くと思いますが、
それはそれ。夫婦の仲を良くしてくれている!と妻も喜んでくれることでしょう。
まとめ

妻のトリセツって発売当初から話題になっており、賛否両論の本ではありますが、
脳の違いを知るという点では読んでおいて損はないと思います。
夫婦の仲が決定的になってしまう前に、手を打っておきませんか?
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